タイ旅行 メコン川沿岸 第1話(タムクーハーサワン寺)

2559.01.31 シサケット県、家内の実家に20人余りが集合した朝8時半。 今日は親戚が合同で観光に行く。 車は小型乗用車VIOSとピックアップトラック ISUZU D-MAXとメーカーを忘れた1台の合計3台である。 ピックアップ・トラックはダブル・キャブであるので、後部席3人を含む5人と荷台は幼児と乳児(註1)老人を含む数人が乗り込む。

 VIOSは自分が運転し、隣に家内、後部席は年始まで危篤状態であった家内の母、推定92歳が毛布と共に乗り込む。 彼女の危篤は2回めである。(註5) ピックアップの荷台は茣蓙(註2)が敷かれて2台で約10人ほどが乗り込む。 行き先はメコン川方面で距離150km程である。

 先頭は推定35歳の青年の運転するピックアップ、早く走るのがスキで出発からすぐに見えなくなってしまった。 自分は一番最後を走る。 いつまた危篤になるかわからない老人を乗せているという理由ではなく、ドライブというものは目的地に着くまでもジロジロ見てゆったり走りたいのである。 通勤と違いますだ。 タイは国土の殆どが平地なので、殆ど勾配のない自動車道路で結ばれており、自動車社会に適している。 米国のフリーウェイに似ている。 幹線は片側2車線、時に1車線である。 田舎なので渋滞は起こらず、ウボンラチャタニ以外で低速になるところはない。

■タムクーハーサワン寺
 メコン川沿いにある。 タイのメコン川沿いは川によって抉られているので、数十メートルの断崖となっているところが多く、この寺もその例外でない。 メコン川と対岸ラオスが一望できる。

 この寺の特徴は流木で作られたオブジェである。 寺が見えるよりも先にこれらのオブジェに目が行く。 礼拝堂に行き、花と蝋燭、線香を買い、仏像を礼拝する。(註3) 外に出ると、同行の女性たちが弁当のもち米を食べていた。 昼という訳ではないのでお八つ変わりである。

■迷子
 滝と石の浸食が見られるスポットをiPadのナビにより目指したが、到着どころか、車の腹を擦りそうな、とんでもないデコボコ道を何百mも走らされ、最後は道の隆起の大きさが乗り越えられそうもないと判断して停止した。 隣の家内はなんのかんのウルサかったが、家内の母は平気の様子だった。 ピックアップの方は大径タイヤとハイリフト(ノーマルだが高めに作られている)によって難なく通過、彼らの報告では、乾季で滝どころか水が無い、との事で進行は断念した。 結果時間を無駄にするハメになってしまった。

   ・・・第2話に続く

タイ・ラオス旅行 目次

<注釈解説>
註1)タイのピックアップは荷台に乗ってもよいことになっている。 法律がいくらか変わって制約があるようだが、忘れた。 タイ人はシートに座るよりも荷台に座る方が楽しいと考える人が多いので100km以上で走って強風にあおられようとも、幼児だろうと老人だろうと荷台で平気なのである。 今回も経済難民で元ラオス人の母親は乳児を抱えて参加したが、荷台で哺乳瓶を咥えさせて楽しそうである。

註2) 茣蓙(ゴザ)タイにもゴザはあるどころか、かなり利用されている。 観光地や公園で芝に座っていると、ゴザのレンタル行商が「ゴザはいらんかぁ」とやってくる。 レジャーシートなどと言う化学物質に頼らず自然素材を生かした断熱マットである。 タイには日本よりもはるかに太く長い藺草(イグサ)の種類があるが、一般的なゴザは日本と同じイグサが仕様されている。

註3)蝋燭に火を灯し蝋で蝋燭を立てる。 花を花立てに線香立てに線香を立て 念を込める。「楽しいし仕事に恵まれますように」 額の前で合唱し、額を床に近づけてお辞儀をすると同時に両手を床に付けること3回。この年になると、仕事というものは金銭でなく、楽しいかどうかが重要である。 後ろから美人秘書コメッコちゃん(註4)がやってきてiPadで礼拝の姿を撮影してくれるという。

註4)前記「タイ・ラオス国境 チョンメック市場~パクセ 第1話」註3)参照してくだせぇ。


註5)最初の危篤は半年前で、家内が黒服をもって緊急で飛行機に乗り込んだのである。 到着後徐々に生き返り、トイレには自分で行けるところまで回復した。 そして今回も買ってあった切符の日程前倒しを問い合わせ(廉価券で不可)いるうちに危篤解除になった。 今はトイレには介助つきでいけるまで回復した。 輸血すると生き返るようだ。 驚くべきことには、この危篤前は糖尿病と診断されていたのにその気配がなくなったことだ。 更に5年程前には大腸癌と診断されてあと1年と言っていはハズなのに、今は大腸癌もないそうだ。 因みにタイ人は糖尿病が多い。 食べることが趣味で寝るのがスキという国民が多いのも事実。 特に田舎は太い人が多い。



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